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マグナム とは

 
フランス、パリ、マグナム・フォトミーティングにて、1957年

 

 1947年、ロバート・キャパ(ハンガリー人)の発案で、アンリ・カルティエ= ブレッソン(フランス人)、ジョージ・ロジャー(イギリス人)、デビッド・ シーモア("シム")(ポーランド人)らが創設した、会員が出資して運営する写真家の集団。それまでは作品が掲載される際、写真家の意向にかかわらず、むやみに写真をトリミングしたり、不正確なキャプションをつけられたりすることが頻繁にあったが、これを防ぎ、写真家の権利と自由を守り、主張することを目的として、ニューヨークとパリに事務所が設置された。


 「マグナム」の名は、シャンペンの大瓶に由来するといわれている。設立メンバーの国籍やバックグラウンドが多種多様であることは、そのままグループの伝統として引き継がれ、以降、様々な国のそれぞれに違った生活環境を持つ優秀な写真家たちが集まり、自らの情熱や興味の赴くままに、自分の好きな写真を撮り続けている。メンバーの間でひとつ議論が始まると、それが結論に至るまでかなりの時間とエネルギーが必要とされるが、反面、メンバーたちは、家族のような絆で結ばれており、互いに助言しながら、理想を追求し続けている。ある意味では、運営面における合理性に欠けているにもかかわらず、かたくなにグループとしてのアイデンティティーを保って存続しているのは驚異的なことである。


 メンバーの作品が最初に発表されるのは、世界の主要雑誌であることが多いが、それらのイメージは芸術性が高く、最終的に、写真史に残る名作として、ギャラリーや美術館などに収められることが多い。 現在ではメンバーの数も50名を越え、ロンドンと東京にも支社を置き、ドキュメンタリーだけでなく、コマーシャル、ファッション、ワークショップ、アートなど、様々な分野で、グローバルな活動を続けている。 マグナム・フォトは今年創設70周年を迎えた。



「マグナムの歴史、歴史の中のマグナム」 
マグナムとは
マグナム設立 - 1947年 -
創設期のマグナム - 1947年以降 -
50年代~現在