
クリス・スティール=パーキンス
Chris Steele-Perkins

クリス・スティール=パーキンス
イギリス人
1947年7月28日ビルマ生 -
ロンドン在住
1947年7月28日ビルマに生まれ、1949年イギリスに移住。
2つの大学で化学と心理学を学ぶ。在学中から学生新聞の写真家兼編集者として働き、1971年からロンドンに移りフリーランスとして活動を開始する。 1973年にバングラディッシュを長期取材するが、基本的には活動の拠点をイギリスにおき、都市部に潜む貧困やサブカルチャーなどをテーマに活動する。1979年に初めての写真集『The Teds』を出版。イギリス美術協会が出版する写真集の編集も手掛ける。
イギリス国内の他にアフリカ、中南米、レバノンなど世界各地の紛争地や社会情勢などの取材を始め、1988年オスカー・バルナック賞と英国で最も優秀なフォトジャーナリストにおくられるトム・ホプキンソン賞を受賞、1989年にはロバート・キャパ賞を受賞する。1992年には4年をかけてアフガニスタンを取材し、写真集『アフガニスタン』(2001)にまとめる。
日本人女性と結婚してからは日本を頻繁に訪れ、写真集『FUJI』(2000)、『TOKYO LOVE HELLO』(2006)を刊行する。 その他の写真集に、2000年から2001年にかけての心象風景を綴った『ECHOES』(2004)、イギリス、Durhamのカントリーライフを取材した『Northern Exposures』(2007)などがある。
2019年には、国際結婚をしたロンドンに暮らす家族を記録した写真集『ニュー・ロンドナーズ』を発表した。
1979年からマグナムに参画、83年より正会員。