
ミケル・ソボツキー
Mikhael Subotzky

ミケル・ソボツキー
南アフリカ人
1981年ケープタウン生 -
ヨハネスブルグ在住
1981年南アフリカ、ケープタウン生まれ。2004年に大学を卒業するとすぐに写真家としての活動を始める。
南アフリカの犯罪、司法制度を綿密に調査し、大学の卒業プロジェクトとして刑務所に焦点を当てた「Die Vier Hoeke (The Four Corners)」を制作する。この作品が2007年仏ペルピニョン国際写真フェスティバルで、若手写真家賞の受賞を始め、国際的に数々の賞を受賞する。
2005年には刑事司法制度に焦点をあて、刑務所内で写真ワークショップの企画や、元囚人の生活を収めたシリーズ「Umjiegwana (The Outside)」を発表。その後、刑務所が町の中心にあるKaroo砂漠の小さな町「Beaufort West」の日常を取材、写真集にまとめた。
2008年にはこれらのプロジェクトでユージン・スミス賞を受賞、2009年にはオスカー・バルナック賞を受賞した。 また、ニューヨーク近代美術館(MoMA)では注目の若手写真家を取上げた展覧会でも紹介された。
2014年にはヨハネスブルグにそびえたつ富と貧困の象徴を象徴するビルをテーマにした写真集『PONTE CITY』を出版、2015年に同作でドイツ・ボーズ賞を受賞した。
MoMA(ニューヨーク)、ポンピドゥーセンター(パリ)、テート・モダン(ロンドン)、ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン) など世界各地の美術館で作品が収蔵されている
2007年よりマグナムに参画、2011年より正会員。