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インゲ・モラス
Inge Morath

 

インゲ・モラス

アメリカ人

1923 年オーストリア生 - 2002年没

 

ドイツとフランスで教育を受けた後、1944年ベルリン大学で言語学を学ぶ。卒業後通訳になるが、その後ジャーナリストとして働くようになる。

友人のエルンスト・ハースの写真に記事を書いたことがきっかけで、キャパから創立間もないマグナムに編集者として招かれる。

1951年にロンドンに渡り、本格的にフォトジャーナリズムを学ぶ。

1953年から54年までブレッソンの調査員を務める。その後2年間写真家として活動し、マグナムの会員となる。中近東、アフリカ、ソ連などを撮り始め、以来たびたび訪れている。

1966年アメリカの市民権を取得、大学で教鞭を執る。

1978年には中国を初めて取材。1950年代より世界各地を取材しており、写真展もシカゴ美術館をはじめ、各国の主要美術館で開催されている。各界の著名人との交友もひろく、芸術家や政治家などのポートレイトを数多く撮っている。夫は作家として有名なアーサー・ミラー。

1996年、日本において、同じマグナムの女性写真家イブ・アーノルドと共催で写真展 「WOMEN to WOMEN」 を開催し、評判を呼んだ。

主な写真集に『In Russia』(1969)、『CHINESE ENCOUNTERS』(1979)、『The Road to Reno』(2006年)、『On Style』(2016)がある。

2002年1月30日ニューヨークで逝去、享年78歳。 

死後、インゲ・モラスの遺志に基づきインゲ・モラス財団設立され、若手写真家の支援等に携わっている。