
トーマス・ドボルザック
Thomas Dworzak

トーマス・ドボルザック
ドイツ人
1972年ドイツ生 -
パリ在住
1991年、フリーランスの写真家として、中央・南部ヨーロッパを中心とした作品を雑誌に発表するようになる。旧ユーゴスラビア紛争を取材した後モスクワへ移住。現地のウォストック通信社に所属して旧ソ連やアフガニスタンなどの取材を続ける。その後コーカサス地方への関心を高め、トビリシへ移り、コーカサス共和国のドキュメントを続ける。
2000年2月に撮影された、チェチェン紛争における一連の作品は、世界中のメディアで取り上げられた。
NY同時多発テロが起きた2001年9月には、パキスタンでアフガニスタン難民を取材していた。その後アフガニスタン入りし、2002年1月まで撮影を続け、2003年に写真集『TALIBAN』を刊行。
写真集は他に『M.A.S.H.Iraq』(2007)、『Kavkas』(2010)などがある。
2004年よりマグナム正会員。
2017年よりマグナム・フォトの会長。