
パオロ・ペレグリン
Paolo Pellegrin

パオロ・ペレグリン
イタリア人
1964年ローマ生 –
ローマ在住
ローマ・ラ・サピエンツァ大学で建築学を学んだ後、ローマの専門学校で写真を学ぶ。
その後、フランスの「ヴュ」、イタリアの「グラツィア・ネリ」などの写真通信社を経て、2001年よりマグナムに参画し、2005年に正会員となる。
1995年、ウガンダのエイズを取材した一連の作品が注目され、一躍世界各地で写真が発表されるようになる。その後も、ルーマニア、ボスニア、コソボ、カンボジアなどの紛争地なども幅広く取材しており、それらの作品は世界報道写真賞をはじめ、数々の賞を受賞している。 9.11以降のイスラム世界を取材した作品でユージン・スミス賞(2006)、レバノン紛争の作品でロバート・キャパ賞(2006)を受賞。
2019年に回顧展「Un`Antologia」をローマのMAXXIで開催、同年の京都国際写真祭2019では「Antarctia / 南極大陸 」、「Magnum Live Lab/19 in Kyoto」を開催した。
主な写真集に『Double Blind』(2006)、『As I Was Dying』(2007)、『Dies Irae』(2011)がある。