
アレックス・ウェブ
Alex Webb

アレックス・ウェブ
アメリカ人
1952年サンフランシスコ生 -
ニューヨーク在住
少年時代、父親より写真を教わり高校生の時には本格的な写真を撮り始めていた。
ハーバード大学で歴史と文学を学ぶ。在学中からワークショップでマグナムの写真家のブルース・デビッドソンなどから写真を学び、1974年頃からプロの写真家として活動を始める。
1970年代は、アメリカ南部や中米諸国をモノクロ写真で撮影していたが、79年よりカリブ海やメキシコ、アフリカをカラーでとらえ現在に至る。そのトロピカルの世界は、色、影、熱、バイブレーションに満ちあふれており、カラー写真の新時代の到来とまで評された。
海外記者クラブ賞(1980)をはじめ、レオポルド・ゴドフスキー・ジュニア・カラー写真賞(1988)、ハッセルブラッド財団奨励金(1998)、グッケンハイム助成金(2007)など、受賞多数。
主な写真集に、『Hot Light / Half-Made Worlds』(1986)、『Amazon』(1997)、『Violet Isle』(2009)、『La Calle』(2016)などがある。
現在はニューヨークのブルックリンに住み、世界の一流誌の撮影やアメリカの主要企業の仕事を手がけている。
1976年よりマグナムに参画、79年より正会員。